糸島ライオンズクラブ(園田通久会長)は3月23日、同クラブ例会で九州盲導犬協会中村博文理事長に、盲導犬育成資金154万1747円を贈呈した。訓練中のキキちゃん(1歳)も参加し、贈呈式は和やかな雰囲気に包まれた。

同クラブは、毎年正月に糸島市雷山の千如寺と同市志摩桜井の櫻井神社で、盲導犬育成資金の募金活動を行っている。今年も、コロナ禍にもかかわらず参拝客から多くの善意が寄せられ、募金額は昨年の1・6倍と、コロナ前の最高額に迫るほどだった。1989(平成元)年に同協会の訓練センターが同市東に完成したのを機に始まり、今年で34回目。。1989年からの累計額は4103万4844円。

中村理事長は「毎年、毎年、寒い中に立ち、募金活動と盲導犬育成の啓発活動に取り組んでいただき、心から感謝しています」と、感謝の気持ちと支援の継続を伝え、園田会長に感謝状を渡した。

 

左から園田会長、中村理事長、市丸訓練士、キキちゃん、